新・校正者のひとりごと

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zoom RSS 悔いのない仕事をするということ

<<   作成日時 : 2019/02/10 19:08   >>

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60代も後半に入り、若いころのようにばりばり働くということは難しい。その代わり、というのも変だが、一つひとつの仕事を丁寧に行いたいという気持ちが強くなっている。

私の仕事は校正・校閲が中心だが、最近は校正よりも校閲の比重が高くなっている。執筆者の書いている原稿が正しいかどうかの確認である。著者の主張はそのまま生かすが、事実関係が正しいかどうかのチェックをしっかり行うということである。固有名詞(人名、社名、書名など)、年代、法令の条文などが正しいかどうかを確認するという作業である。調べた結果、問題ない場合もあるが、違っている場合もたまにある。執筆者が間違って書いたんだからそのままでいいじゃないかと言った人がいたが、そうではないと思う。

これは本来は編集者の仕事だろうが、編集者がいない場合もある。編集者がいたとしても自分としてできる限りのことをして、より良い本を作るために努力、協力するというスタンスが大切だと思う。出版物は後世に残るものである。であるならより完全なものにするために各人がベストを尽くしていってこそ良いものができる。支払金額によって仕事への姿勢が変わるというのではいけない。
問題はベストを尽くすというモチベーションをいかにして持続するかだ。そのためにはまず体調を維持し、心を平静に保たねばならない。これが簡単なようで難しい。仕事を終えた時、ベストを尽くしたと思える仕事をしていきたい。

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