桜の季節も終わり…

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3月下旬に開花した東京地方の桜は3月末に一気に満開になった。写真は東京・北区の飛鳥山公園の桜。飛鳥山公園の桜を見るのは初めてだったが、のどかな感じでゆったりとした時間を過ごすことができた。

毎年、桜の季節のたびに「ああ、今年も春がやってきたなあ」としみじみ感じる。厳しい寒さを越えて今年も見事な花を咲かせてくれたという感慨に包まれる。自分もいろいろあった1年を乗り越えて今年も春を迎えられたなあと思う。

以前、東北の桜の名所の角館、弘前をゴールデンウイークに訪ねたときに蕾の状態で桜の花を見ることができなかった。もう一度見に行きたいと思うが、近場でいいので、まだ行っていない桜の名所を毎年見に行きたいと思っている。

先日観た「横道世之介」が印象的だったので、原作者の吉田修一氏の小説を読んでみたいと思い、何にしようかと思ったが、書店で本の背を眺めているうちに「パレード」が気になったので購入して読み始めた。世田谷の千歳烏山の2LDKのマンションで共同生活をする4人の男女の物語で、一人一人の人物の描き方が鮮やかで読んでいて引き込まれる。以前、吉田修一の小説が好きだという友人がいたが、この小説を読んで、その友人のことが少し理解できたような気がする。

宮本輝氏の新刊「田園発港行き自転車」が先週、集英社から発売になった。装丁が素敵で、「パレード」を読み終わったら読んでみようかなと思う。宮本氏の本は「骸骨ビルの庭」までは新刊の発売と同時に購入していたが、「にぎやかな天地」以降は「三十光年の星たち」「三千枚の金貨」とブックオフで購入している。上下巻合わせて3000円は高いなあと感じるようになってきたことと、作品から受ける感動が薄くなってきたことからだが、今度の本は定価で購入してみようかなと思っている。冒頭のページを書店で立ち読みしたのだが、出だしに素敵な文章があり、これは期待できるかもと思えたからだ。

かつては文学史に残る作家や作品を一通り読もうというつもりで読む作品を選んできていたが、評価の高い作家や作品でも、読んだ後いいと思えない作品もあるので、実際に読んでみてよかったなあと思えた作家の作品だけを読むようになってきている。ただ、世界的名作でまだ読んでいない作品はできるだけ読んでいきたいと思っている。

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